top of page

子供と成人の視力回復 -  グローバル・アプローチ


プロジェクト概要説明: SEVAカナダと協力し、ネパール、カンボジア、ブルンジ、マダガスカル等の子供と大人に眼科医療機器と医療費の助成、視力検査、眼科手術の紹介を行い、視力の回復を図っています。


プロジェクト: 永寶公益財団法人はSEVAカナダと提携し、経済的に恵まれない農村地域に住む子どもと大人の緊急眼科医療のニーズに応える活動を続けています。アフリカのブルンジとマダガスカルの子どもたちと、タンザニア、ネパール、カンボジアの大人が対象です。


SEVAカナダは、地域ごとに特有のニーズや状況に合わせ、眼科医療サービスの提供に取り組んでいます。現地のパートナー、専用施設、地域中心のアプローチを 組み合わせることで、ネパール、カンボジア、サハラ以南の アフリカの人々の目の健康を大きく 改善することを目指しています。

SEVAカナダは永寶公益財団法人と協力して、すべての困っている人々を支援したいと考えています:


1.子ども向け:ブルンジとマダガスカル早期発見、早期予防、適切な矯正措置など専門的な眼科医療サービスを 通じて、各地域で11,500人の子どもたちに恩恵をもたらします。

2. 大人向け:ネパール、カンボジア、サハラ以南のアフリカの各地 ブルンジとマダガスカルの子ども向けプログラム 小児眼科医療は、専門分野のトレーニングや、

子どもに最適なケアを提供するために必要となる機器の提供など、大きな課題を抱えています。そこで永寶公益財団法人のパートナー は、次のサービスを提供します:


1. 専門的トレーニングと設備:

  • *小児眼科医療には専門知識と高価な機器が必要です。そこで医療専門家が質の高いケアを小児に提供できるよう、専門分野を統合したトレーニングを計画しています。

  • 高度な機器は子どもの眼科治療の効果に不可欠であるため、必要な機器の購入と維持に資金を提供します。

2.  地域社会への支援プログラムの強化:

  • *これらのプログラムは、地域社会と協力して子どもの目の健康についての意識を高め、眼科医療サービスを必要とする子どもたちのためのスクリーニングの仕組みを確立することに重点を置いています。

3. 交通費と宿泊費の支援:

  • *眼科治療を受ける子どもたちが経済的な理由で治療を受けられないことがないよう、交通費や宿泊費を援助します。

  • *地元の交通機関や宿泊施設と提携して支援を行います。

4. 手術後の定期的なフォローアップ:

  • *この助成金は、眼科手術後の子どもたちの健康を守るための定期的な術後フォローアップに使用されます。

  • 継続的なケアを通じて子どもたちの視力の健康状態を常に把握し、その都度問題に対処することで、生涯を通じて視力の健康を守ります。


このプログラムの主な目的は、ブルンジとマダガスカルにおいて、効果的でなおかつ継続のできる小児眼科サービスの枠組みを確立し、あらゆる経済的地位の子どもたちであっても包括的な眼科医療を確実に受けられるようにすることです。.


ブルンジの首都ブジュンブラの北にある盲学校と提携して、小児ロービジョンプログラムを立案。ロービジョンのトレーニングを受けた専門の看護師が、子どもたちの総合的な視力検査を実施し、ロービジョン機器を必要としている人たちに提供します。さらに、専門の看護師が訓練を受け、残存視力のある子どもたちを診断。追加の支援が必要な子どもを他の診療所に紹介し、視覚障害のある学生に対し長期的な協力体制を確立します。.



ネパール、カンボジア、タンザニアで進行中のプロジェクト


カンボジア


*カンボジアにおいて次の2つのグループが白内障手術を受けられるよう支援します。1つが、手術が必要だけれど経済的に困難である方。こうした方々に対しては、地域眼科センター(CEC)で治療を受けられるよう支援します。もう1つが、専門スタッフが手術が必要と判断した地方在住の方。この方々の場合は、治療できる眼科センターを紹介します。2022年から2023年にかけて永寶公益財団法人が資金援助をして設立されたThma Puok 地域眼科センターは、患者にプライマリーアイケアを提供し続けています。さらに、Thma Puok 眼科センターにて経済的な理由で手術費用を支払うことのできない患者には、引き続き補助金を支給。EVAカンボジアの現地スタッフを通じて僻地の患者を特定し、視力回復手術のためにバンテアイ・チョイ・アイ・センターへと誘導するアウトリーチ・サービスを提供します。


ネパール


*ネパールのパルパ郡、グルミ郡、アルガカンチー郡での視力回復手術への補助金の支給。これらの地域は僻地であり、地域の人々は低所得であるため、SEVAカナダは、既存の地域眼科センター(CEC)のネットワークを通じて眼科医療アウトリーチ・サービスを提供しています。CECのアウトリーチスタッフは、手術や眼鏡、薬が必要な人を診断し、白内障手術のためにタンセンにあるパルパ眼科病院を紹介。より複雑な症例は、インド国境付近にあるルンビニ眼科研究所を紹介します。


タンザニア


タンザニアでは、SEVAカナダの現地パートナーであるKCCOが政府地区病院の眼科部門と協力して、質の高い眼科医療の提供を促進。指導、設備、アウトリーチ支援戦略の提供なども行っています。教育を必要とする人々へのスクリーニングの重要性を認識する永寶公益財団法人は、タンザニアのマラ、カゲラ、ンゴロンゴロ地域へのアウトリーチの支援に加え、さらにアウトリーチ活動で特定された患者の交通費、宿泊費、手術費を負担します。アウトリーチサービスを拡大することで、地域の人々の意識を高め、眼科医療サービスを促進し、僻地の人々に眼科医療支援と視力回復という目標の達成に期待を寄せています。


プロジェクトの今後の展開:


プロジェクトにご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。最新情報と影響について、ぜひご確認ください。




Comments


bottom of page